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第2話 婚約 【後編3】

2007/01/06 19:15


一方、押し倒されたまま呆然としているキラに、カガリはどう反応していいのか分からずにいた。

形勢逆転できたはいいが、これからこの手をどうすればいいのだろう。
離してまた押し倒されたら元も子もないし、かといってこのままの体制でずっといるのも躊躇われる。
今のこの格好はどこからどう見ても自分がキラを襲っているようにしか見えないだろう。
もしこんなところをアサギたちに見られでもしたら…

そこまで考えてカガリは心持ち顔を青ざめさせる。
だがすぐに下りようとしたその時、威勢のいい声と共に扉が勢いよく開いた。




「姫様っ!!!?」

先程のカガリの叫び声を聞いて、何を思ったか…果物ナイフなど武器になりそうな物をそれぞれ持って来たらしい。
ミリアリア、マユラ、ジュリ、アサギがどたばたと部屋に入ってきた。

カガリはそれを目を丸くして見つめ、キラは顔だけドアの方を向け、
「やぁ」と明るく朝の挨拶をしているかのようなさわやかな笑顔で答える。

一瞬、ひどく驚いた為に静寂が部屋を包むが、次の瞬間、少女たちから大声が上がるのは時間の問題だった。





「あ~~~~~っ!!!何やってるんですかぁっ!?姫様ってば!!」

少女特有の甲高い声が大音量で響き、カガリは思わず耳を押さえる。

「お前ら…うるさいぞっ!外まで聞こえたらどうするんだっ!」

「え~!!でもこのシーンを見てびっくりしない人なんていませんよっ!
だいたい…そんな体制でお二人共、何されてたんですか~?」

にやけた顔でそこまで言われてカガリは顔を赤くし、急いで跨っていたキラの腹の上から退いた。
だが、そんなカガリの表情もお構いなしに3人は会話を続ける。

「馬鹿!野暮ねぇ、マユラったら…これはアレの最中に決まってるでしょ?」

「でもカガリ様が上なの?」

「…お・ま・え・ら~~~……っ!いい加減にしろよっ!!!
ほら!キラも何か言えよっ!」

発言を促すようにキラを見ると、キラは少し俯く。
そして一言、

「カガリのエッチ…」

と呟いた。

「…っっ…!!!お前は馬鹿か~~~~っ!!!!!!」

再びカガリの叫びが部屋に響き渡った瞬間、ドンッという重みのある音がどこからか聴こえ、部屋にいた誰もがびくっとなる。

恐る恐るその音の方に目を向けると、そこには腕を組んで佇んでいるミリアリアの姿があった。









ミリアリア、最強伝説…!(笑)

2005.12.8.Tursday 21:00 JUST!
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