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アルジャーノンに花束を

2008/05/15 20:47
なんとなく題名だけは知ってるな~どんな話だっけ?と思って何気なく図書館で借りてみたんですが・・・
あ~なんだか本に久しぶりに泣かされました。胸がいっぱい2だ。。
昨日の夜から一気に読んだんですが、あああなんでもっと早くに読まなかったんだろう・・!
感動したというか…とにかくいろんな感情を味わった小説でした。


頭がよくなれれば、幸せになれると思ったのに

知的障害のため、幼児並の知力しかもっていなかった主人公チャーリー。
そんな彼がある日手術をうけ、大学教授をも凌ぐほどの知力を得る。
しかし頭が良くなればなるほど見えてくる、人の傲慢さ。
優越感を得るためにあったような友情。次々思い出されるつらい過去。
知りたくもなかった事実を知ってしまい、過去の自分と今の自分との間で揺れ動くチャーリー。
そんな中、実は手術は一時限りのものであり、時間がたてば知能は元に戻ってしまうことがわかる。
必死に退行をしまいとするチャーリーだったが、最後には…


と、こんなかんじのお話。
私がやっぱり一番せつなくなったところは最後知能がどんどんさがって元にもどっていくところ。
読めば読むほど、終わりが近づくほど漢字が少なくなって子供のような書き方になっていく文章がとにかく胸にきて。
同情?と思うかもしれませんが、違うんです。なんというかそんな言葉じゃ表せないくらい泣きたくなるようなどうしようもなく途方にくれるような気持ち。
しかも確かに文章はだんだん拙くなっていくんですが、最後に進むにつれとても文章がやさしくなってくるんですよね。
なんとか知能を保とうと焦るばかりで周りを省みないチャーリーがどんどんピュアになってくというか。
またそれが綺麗なんだけどやっぱり切なくて…あああやっぱり言葉じゃあらわせない…!
自分のボキャブラリーの少なさに泣けてくるな^^;や、でもやっぱりどんな言葉があってもなかなかこの気持ちは表現できないかもしれません。

一番読んでいて子供みたいに泣きたくなったのはアリスのことを先生と呼ぶように戻ってしまったところ。
泣きながら教室を飛び出るアリスのことを考えるともうどうにもならなかった。
ああああああもう切ないとかそんな次元の話じゃない。
はじめは先生と生徒の関係。
それが手術の後、紆余曲折をへてやっと恋人の関係になって結ばれたのに…
もう「アリス」ってよんでくれないんですよね。
だってもう小さなチャーリーにとっては彼女は「キニアン先生」でしかなくて。
目の前にそのままの姿で彼はいるのに、自分のことも理解してくれているのにやっぱりそれは好きだったチャーリーではなくて。
あああああつらすぎる。
アリス、大丈夫かなぁ。


とにかく本当に素敵な話でした。
いろんな大切な気持ちを思い出せる、そんな小説でした。


P.S.アルジャーノンの幸福を祈って。

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