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酔っ払いにご注意×××【前編】

2007/01/28 00:20
・・・なーんかどこかで聞いたことのある題ですが、時神のリク小説『酔っ払いにご注意×××』の前編をup致しました。

時神さま・・遅くなってしまい、大変申し訳ありませんっ;;(滝汗)
しかも前編って・・!!Σ(゜■゜;)
本当に申し訳ないのですが、あまりに書くのが遅いので分けさせて頂きました。。
あと、ちょっと最初雰囲気が裏っぽくなってしまったので読むには追記をクリックしてやって下さい。
では、駄文ですがアスカガ好きな方は下↓からどうぞ!
『酔っ払いにご注意×××』【前編】




カガリは今、非常に困っていた。
否。必死に耐えていた。

さわさわ、と明らかな目的を持って動き回る手のひらが、指が体を這う度、細かく震える体を一生懸命抑える。



「ここ、いいのか?」

耳元で低く、だが確かな甘さを含んだ声にカガリは唇を噛み締めて堪えつつ、涙目でアスランを睨んだ。

「お、前っ…!」

抗議の声を上げようとしてもその度弱いところをつつかれ、変な声が出そうになるのを必死にこらえなければいけない。
溜まった熱を呼吸でしか逃せることができなくてじれったさが募って瞳がゆらゆらと揺れた。


確かに、カガリはこの行為自体は嫌ではない。
でも、問題は今この場所だ。


「カガリさん?お顔が赤いですが…どうかされました?」

「い、いやっ!?なんともないぞ!?ただちょっと飲みすぎたから…」

突然横から声を掛けられ、カガリははっとなって俯いていた顔を上げる。
するといつの間にかこちらにみんなの視線が集まっていた。



「ふんっ!軟弱な奴だな。」

「そういうお前も顔赤いぞー?イザーク。」

「うるさいディアッカ!」

「大丈夫?カガリ。休んだほうがいいんじゃない?」

「アスランさんなら私が面倒見ますから大丈夫ですよ?」

「あっ!ちょっとお姉ちゃんだけずるいよ!私も…」

一斉にこちらに視線が集め、口々に文句やら要望やら言って来るみんなにカガリは顔をひくつかせながらも必死に笑顔を装って答える。

「いや、本当に大丈夫だから!アスランはちゃんと私が面倒を見る。」

「あらあら、そうですか?気をつけて下さいね。アスランと一緒に酔いつぶれたりなさらないようにv」

「あ、あぁ!」

薄ら笑いを浮かべながらカガリが答えるのにラクスも笑って答え、またみんなの輪の中に入っていった。
その様子にカガリはほっと胸を撫で下ろした。



そう。実は今、みんなで集まって新年会の途中なのだ。
そしていつになく酔っ払ってルナやメイリンにいらぬ笑顔を振りまいていたアスランを無理やり隅に連れてきたのが先ほどのこと。


アスランが酔うことなどめったにない。
しかし今日は無礼講だ、とかなんとか言ってムゥが無理やり飲ませたのがいけなかった。
そこからがカガリの不幸の始まりだった。
あろうことか酔っ払ったアスランは周りの女の子に笑顔を振りまきはじめたのだ。
いつも冷静でほとんどクールな表情を崩さないアスラン。
それがいきなり周りを蕩かせるような笑顔をふっと見せる。
それだけで見たことがない表情とのギャップに彼女たちはふらりときてしまったらしく、普通にガードすることが無理だと判断したカガリはアスランをわざわざ隅へと引きずっていったのである。

だいたい、アスランを隅に連れていくことだって容易ではなかった。
普段、アスランは何だってカガリのいうことなら聞いてくれる。
しかし、今日は違った。

「キス、してくれたら動く。」

「…っ///!!!」

そんな我侭までいう始末。
まぁ実際は拳骨一発で凌いだが…



「カガリ?大丈夫か?」

考え込んでいたところに突然ドアップなアスランの顔が飛びこんできて、カガリは心底驚いて後ずさった。

「な、なんだよっ!」

照れ隠しに声が少々荒くなる。

「顔赤いけど大丈夫か?」

「大丈夫だっていってるだろ!?いいからお前は膝でおとなしくしてろ!」

そう言って無理やり自分の太ももにアスランの顔を押し付けるようにする。
全く・・誰のせいでこんな顔になっているんだか・・。
そんなことを思いながらセクハラをしかけてくるアスランの手を適当にあしらい、自棄酒のように器の酒を飲み干していると・・

「カガリさ~ん!ここ、私たちも宜しいですか~?」

妙に明るい声音を響かせやってきたのは、ルナとメイリン。
いつもなにかと喧嘩してばかりのこの姉妹、だがこういうときばかりはなぜか息ぴったりだ。

「い、いや・・;アスラン眠たそうだから今は…!」

「なんで?大丈夫だぞ?俺は。」

「本当ですか~?じゃあお邪魔しちゃおうっと♪」

…この男は・・(怒)

人の苦労も知らずに酒に酔い、おまけに彼女の目の前で女の子を引っ掛けるとは・・。
こんな奴ほっといてラクス達のほうへ行こうかと一瞬思う。
しかし、何をやらかすか分からないアスラン(・・もといルナ達)を思うととてつもなく不安になり、カガリはしこりのようなものが心にまたできるのを感じつつ、その場に留まった。

「はぁ・・・。」

微かなカガリのため息はルナたちの楽しげな声で掻き消される。


まだまだ宴会は、そしてカガリの憂鬱な時間は続きそうである。
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